
MRエッセンシャルズ - 脂肪抑制 オンライントレーニング
これは、MR エッセンシャルズシリーズ7コースの4つ目のコースです。このコースでは、脂肪信号と水信号の違い、および脂肪抑制に関する様々な方法を説明し、MRIで脂肪抑制法を用いることに対するメリットについての概要を説明しています。
MRエッセンシャルズ - 脂肪抑制のオンライントレーニングへようこそ。 このコースでは、脂肪信号を抑制するための5つの主要なアプローチについて説明します。 このコースを受講することにより、次のことが可能になります。 脂肪および水が異なる信号を持つ理由を説明する 脂肪抑制に関する様々な方法を説明する MRIで脂肪抑制法を用いることに対するメリットについて概要説明ができる お疲れ様でした。 MRエッセンシャルズ – 脂肪抑制法についてのオンライントレーニングコースはこれで終わりです。 下記は、FatSat(CHESS)法についての重要ポイントです。 最後のクイズに進む前に、この資料の内容をおさらいしてください。 手法 方法 時間ペナルティ SAR B0に対する感度 B1に対する感度 FatSat(CHESS)法 ケミカルシフト 小 中 高 高 Dixon法 ケミカルシフト 大 低 低 低 水選択励起法 ケミカルシフト 小 低 高 低 STIR法 T1 大 中 低 低 SPAIR法 ハイブリッド 大 高 高 低 . 脂肪および水は異なる分子環境を持っています。 水は常に酸素原子に結合する2つの水素原子(プロトン)で構成されています。 脂肪は様々な分子の混合物で、脂肪分子の大半が一連の炭素原子および水素原子(プロトン)を持っています。 脂肪抑制には次のような方法があります。 STIR法 SPAIR法 FatSat(CHESS)法 Dixon法 水選択励起法 脂肪抑制法 様々な脂肪抑制法の特性について学習する 手法 方法 時間ペナルティ SAR B0に対する感度 B1に対する感度 FatSat(CHESS)法 ケミカルシフト 小 中 高 高 Dixon法 ケミカルシフト 大 低 低 低 水選択励起法 ケミカルシフト 小 低 高 低 STIR法 T1 大 中 低 低 SPAIR法 ハイブリッド 大 高 高 低 STIR法 では、信号を抑制するために緩和時間差を利用します。 3つの留意事項: STIR画像の表示方法を変更することが可能です STIR法では、励起パルス間にT1緩和を生じさせることが重要なために、長いTRが必要です。 T1造影剤が使用される場合、T1緩和時間が短縮し脂肪のT1緩和時間に近づくにつれ、組織の信号が低下します。 反転回復(IR)法 反転回復(IR)法についてさらに学習する Element HTML反転回復 180oRFパルスを利用してスライスに対する巨視的磁化を反転させます 反転時間(TI)の後、画像が取得されます 巨視的磁化は負で始まり、ゼロを通過して正になります ゼロになるポイントはヌルポイントと言われています ヌルポイントになるTIは、個別の組織およびそのT1緩和時間によります 2 1 0 -1 -2TInull巨視的磁化時間 Sound File Audio Script反転回復(IR)法では、180度RFパルスを使用し、巨視的磁化を反転させます。 反転時間TI(ティーアイと言う)として知られる短時間の後、画像が取得されます。 特定の組織に対する信号振幅は、反転時間に対するT1(ティーワンと言う)緩和時間に基づいています。 図で示される通り、反転回復の一つの特性には、巨視的磁化が負で始まり、ゼロを通過して正になるということがあります。 ゼロになるポイントはヌルポイントと言われています。 ヌルポイントになるTI(ティーアイと言う)は、個別の組織およびそのT1(ティーワンと言う)緩和時間によります。 この特性により、信号抑制が可能になります。 T1およびT2の付加コントラスト STIR法について学習する Element HTML180o90oa b cコントラストc bMxyMzTI Sound File Audio ScriptTRおよびTEを長く設定すると、長いT1値を有する組織は画像では暗く見え、長いT2値を有する組織は明るく見えます。 短い反転時間(TI)を設定すると、 T1およびT2の両者が強調された興味深いコントラストの画像を取得できます。 (このシーケンスはSTIR法と言われています) この場合、長いT1値を有する組織(bおよびcで見られるような)は負の縦磁化を示します。 90度の励起パルス後、組織はより強い信号(T1部分)を生成します。 TEが長くなると、T2コントラストはさらに強調されます。 T1およびT2の効果は同じ方向に作用します。 SPAIR法は、脂肪プロトンに対してのみ適用される反転回復法です。 反転パルスは、特に脂肪の共鳴周波数を中心に印加する狭帯域パルスです パルスは脂肪のプロトンのみ反転させ、水のプロトンは反転させません FatSat(CHESS)法は、脂肪の共鳴周波数において狭周波数のRFパルスを利用します。 スライス励起に対する通常のRFパルスよりも頻繁に印加されます 脂肪のプロトンが飽和し、信号が抑制されます FatSat法は周波数差が減少する低磁場システムでは使用できません。 免責事項: この学習資料はトレーニング目的でのみ利用可能です。 ソフトウェア/ハードウェアを適切に使用するためには、Siemens Healthineers発行の取扱説明書を必ずお読みください。 本資料は、あくまでもトレーニング資料として使用されるものであり、「取扱説明書」に代わるものではありません。 このトレーニングの内容は定期更新されるものではないため、トレーニング実施時に利用可能なソフトウェアやハードウェアの最新バージョンが反映されているとは限りません。 最新情報については、お近くのSiemens Healthineers営業担当にお問い合わせください。 本資料で説明される機能もしくは本機能の各部は現時点で、お客様向けとしてはリリースされない可能性があり、すべての国では販売されない可能性もあります。 規制上の理由により、当該機能もしくは機能の各部が個々の国で使用可能になるかどうかは保証されていません。 警告事項や注意事項など安全性に関する情報については特に、取扱説明書を主な参考資料として使用してください。 本トレーニングおよび本トレーニングの内容は、書面による明示的な権限を得ない限り、複製、送信、配布することは許可されていません。 違反者は、その結果生じた損害について責任を負います。 特許付与により生じた権利もしくは、実用新案または意匠の登録により生じたあらゆる権利は保護されています。 Copyright © Siemens Healthcare GmbH, 2018 以下の脂肪抑制法は、脂肪のプロトンおよび水のプロトン間のケミカルシフト差を利用します。 このためには撮像する間、撮像領域の磁場がずっと均一である必要があります。 シミングは磁場差を最小限にするために利用されます 以下3つの脂肪抑制法はケミカルシフト差を基にしています。 FatSat(CHESS)法 Dixon法 水選択励起法 ケミカルシフト差 脂肪の水素原子(プロトン)および水の水素原子(プロトン)の共鳴周波数の違い 脂肪の水素原子の共鳴周波数は水の水素原子(の共鳴周波数)よりも低い 脂肪信号と水信号を別々に操作することができる H2O -CH2- +5 -5 0 水選択励起法は 、水のプロトンを選択して励起するため、一対のRFパルスを利用します。 励起が90oの場合は、 2つのパルスはそれぞれ45o になります 最初のパルスは脂肪のプロトンおよび水のプロトン両方を励起します 脂肪のプロトンが水のプロトンに対し180oの逆位相で回転するタイミングがあります 2つ目の45oパルスが印加されます 結果: 水のプロトンのみが90o励起されます。 脂肪および水のシフト 脂肪抑制法により除去されたアーチファクト Dixon法は、脂肪と水の間の異なる共鳴周波数を利用します。 脂肪および水のプロトンが同位相の場合に取得される画像 脂肪のプロトンが水のプロトンと逆位相の場合に取得される2番目の画像 これらの画像を加算すると水のみの画像が得られます。 減算すると脂肪のみの画像が得られます。 水 脂肪 同位相 逆位相
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